■テーマ:東上線と街おこし 走れスペーシア東上線に!

森田
鈴木さんは熊谷高校の先輩で、何かとおつき合いがありましたが、ゆっくりとお話が出来る機会はあまりありませんでした。
 
ところで、政治家というのは、市民の皆さんからいろいろな事を期待されたり相談をされたりしますが、実際には意外と自分自身が本当に何をすれば皆さんのお役にたてるのか理解していない部分があります。そんなわけで、出来ればいろいろな分野で活動されている皆さんのお話を聞かせていただき、勉強することが必要と考え、今回の企画が始まりました。今回の鈴木さんとの対談は第一弾となります。よろしくお願いいたします。
 
さて、鈴木さんは現在株式会社「津乃国」の代表をされていらっしゃいますが、どのような内容の会社か簡単に教えていただけますでしょうか。

鈴木

はい、株式会社津乃国は、本来農業用の肥料や工業用潤滑油の販売、ガソリンスタンドの経営などが中心でしたが、時代に乗り遅れないよう常に新しいビジネスにチャレンジしていきたいという私なりの経営に対する考えがあり、東松山駅前のコーヒーショップ「コロラド」や、「パスタフローラ東松山店」などの飲食店も経営しています。

森田
最近市民活動のようなことを始められたそうですね。
鈴木
私も50歳を過ぎていろいろな環境の変化から、ビジネスだけでなく、何か地域への貢献が出来ないかと考えるようになりました。
 
以前から、東武東上線に座席指定の特急列車を走らせることができないかと考えていました。そんな思いを自分の会社のホームページにコラムとして載せてみました。文章にすることにより今まで漠然としていた部分が整理され、それを親しい友人に話したところ、それではみんなでこの問題を考えてみよう、ということになり、「ひき21」というグループが生まれました。

森田

私も以前から東武東上線に座席指定の特急電車が走ればと思っていました。東京に仕事で出かけても、行きはよいのですが帰りの電車がとても混んでいて、いつも苦痛でした。最近はそれがいやで車で行くようになってしまいました。西部新宿線は本川越の駅から特急小江戸が走っていてとても快適ですね。東上線も考えてもらいたいと常々思っていました。

鈴木

私と同様の思いの人はとても多く、ホームページで書いたコラムを冊子にして配ったところ、大きな反響を得ることができました。

森田
具体的にはどのような活動をされていらっしゃいますか。
鈴木
ただ東武鉄道に「特急電車を走らせろ!」と訴えても無理なことです。走らせるからにはこちらだけではなく、鉄道会社のメリットが必要です。そこで川越以北、特に東松山から東上線の終点である寄居町までを調べてみました。そこで出た結論は、今のままでは東武鉄道に特急列車を走らせようとするだけの説得力はないと思いました。とにかく、沿線の各市町村に元気がありません。そこで逆に、特急列車を目的の一つとして捉え、各市町村の街おこしを含めた活性化を提案していこうと考えました。

森田

最近市町村合併などの大きなテーマが地域に起こっています。中央集権から地域へという流れは今後さらに大きくなっていくと思います。産業等を含めた地域独自の方向性を明確に打ち出して行かなくてはならないのですが、その辺が全く明確でないのが現状だと思います。地域の活性化は大きなテーマだと思います。

鈴木

日本の特性は上り志向と言われます。唯一の例外は、観光だと思います。私は東松山以北の比企丘陵、嵐山、小川、寄居の歴史はとても大きな魅力ある観光資源だと思います。

森田

私も同感です。例えば小川町は、川越に匹敵する位の魅力ある観光地になると思います。あとはその資源をどのようにプロデュースしていくかということですね。
鈴木
その役割を我々「ひき21」が担って行ければと考えています。
 
現在東松山市、滑川町、嵐山町、小川町からメンバーが参加しています。寄居町にも賛同者が出ています。今後は東松山から川越の間で協力者を得ていく予定です。かなり力のあるメンバーが揃っていますから、期待できるのではないでしょうか。

森田

現在具体的にはどのような活動をされていますか。
鈴木
現在は「ひき21」のホームページの開設と、先程紹介しました冊子の発行をしています。また、小川町は和紙で全国的に有名な地域です。京都で毎年3月に「花灯路」という灯りのイベントがありますが、それを見本にして、和紙と灯りのイベントを提案し、小川町のメンバーがその企画に向けて進めています。「花灯路」にはメンバーが京都まで視察に行き、小川町にとても合ったイベントだと思いました。その他にも各地域の個性や特性を生かしたイベントを提案し、東松山以北の街おこしの実現に向けて研究しています。

森田

鈴木さんのお話を聞き、とても元気が出てきました。県議会議員として協力できることがあると思います。私なりに何ができるのかを考え、全面的に協力させていただきたいと思います。
 
本日はありがとうございました。

まとめ
以前から鈴木さんはとてもバイタリティーのある方で、個人的にいつも注目していました。今日のお話を聞き、地域の企業家の方が、自分の利益だけを考えず地域貢献のために励んでいらっしゃる姿を見て、とても感動しました。
 
東武鉄道の東部伊勢崎線にはスペーシアというとてもカッコのいい特急列車が走っています。近い将来そんな特急列車が走ることを願っています。特急列車と一緒に、この地域も新しい時代に向けて走り出すとを期待し、私なりに努力していきたいと思っています。
 
鈴木さんの活動は、まだこれからも注目の必要があると思います。近い内にもう一度お話しさせていただきたいと思います。

株式会社「津乃国」 ホームページ http://www.tsunokuni.net/
ひき21 ホームページ http://www.hiki21.com/

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