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「日本農業再生」〜素晴らしい農業青年との出会い〜

今日、対談をお願いした森田義政さんは、東松山市大谷在住、33歳の青年です。最近では珍しく専業で農業経営をしています。今まで2回お会いする機会がありましたが、農業に対する森田さんの前向きで夢のある話にはその都度感心し、もっと農業に関する意見をしっかりお聴きしたいと考え、今回対談をお願いしました。

森田光一 今日はお忙しいところお時間をいただき、ありがとうございます。農業の未来に対して私は今まであまり明るいイメージを持っていませんでした。しかし先般、森田さんにお会いして農業に対する思いが大きく変わりました。また、森田さんのような青年農業者に対して、県議として応援したいと考えました。そんなわけで今日は、森田さんに農業の未来について大いに語っていただき、私も農業について学ばせていただきたいという思いで伺いました。
それでは、現在森田さんの農業経営について、その規模や作物について聴かせてください。


森田義政 耕作している農地面積は約50ヘクタールです。耕作地の場所は東松山市、旧大里町、吉見町などです。東松山市内も耕作地は集約されていないので、毎日車で移動しながらの作業です。作っているのは米が中心で、その他に大豆と麦です。

森田光一 50ヘクタールというと、大体、圏央道川島インターチェンジ周辺の商業・工業施設のエリア全体に匹敵する広さですね。その広さの農地を一人で耕作されているわけですか。

森田義政 はい、一人でやっています。一カ所に農地がまとまっているわけではないので、車で走り回っています。土地改良事業などで一カ所にまとまった農地で条件が整えば、一人でも2倍の100ヘクタールは可能だと思います。

森田光一
 採算面、農業収入でも大規模経営の方がはるかにメリットがあるようですね。

森田義政 耕作地が100ヘクタール程度まとまれば、収益も上がり、人を雇うこともできます。そうなると、米作りだけでなく、農業の可能性がさらに広がってくると思います。

森田光一 土地改良事業などの基盤整備で農地を集約する方法もありますが、多くの権利者の賛同や、多額の事業費と長い年月がかかります。農業者が自ら農地の集約化をすることはできませんから、やはり、行政や、公的機関によるしかないでしょうね。埼玉県は、隣に東京という大消費地がありますから、ビジネスとしての農業が発展する可能性は大いにあります。都市近郊農業の発展のためにも、企業的農業経営のためのインフラ整備は必要ですね。
ところで、森田さんの友人で、農業をやってみたいという人もいると聞きましたが。


森田義政 私の友人で農業の経験がない人ですが、私の仕事を見ていて、可能ならばぜひ一緒に仕事をしたい、という人が何人かいます。
一般的に、農業はとても大変な仕事だというイメージがあると思いますが、実はとても夢のある楽しい仕事です。当然、色々な苦労や学ばなくてはならないことも沢山ありますが、魅力があるばかりでなく、大きなビジネスチャンスのある仕事だと思っています。


森田光一 森田さんの家は代々、大きく農業を経営している農家だと聞いていますが、森田さんがここまで本格的に農業をやろうと思ったきっかけは何だったのですか。

森田義政 私は16歳で家の農業の手伝いを始めました。当初は稼業を手伝うという感覚でしたが、20歳になって、自分の生涯の仕事は農業だと思い、米作りにチャレンジしました。そんな時、当時埼玉県の農業改良普及員という方と出会いました。その方は現在、県の農林総合研究センターに勤務されていますが、当時、新任の普及員として東松山市に来られました。米作り一年生の私と、普及員一年生の二人が出会い、そこから私の米作りが始まりました。指導する側とされる側というよりも、一緒に研究し、考えるという関係でした。今でも交流があり、わからないことなどがあると電話で連絡をしています。

 

森田光一 すばらしい人との出会いがあったわけですね。その他に色々な苦労があったと思うのですが。

森田義政
 大規模経営による米作りが必要と考えていたので、機械化による作業の合理化を進めました。一生懸命に働いて、農業用機器や車両を購入するということを繰り返していましたので、自分の車を持つことができるようになったのは最近です。でも、苦労だと思ったことは一度もありませんでした。
とても楽しく農業してましたから。

森田光一 米作り以外には麦と大豆を作っているそうですが、今後さらに作付けを増やしていく考えはありますか。

森田義政
 大豆の作付面積をもっと増やしたいという希望がありますが、大豆栽培に適した農地の借り上げが難しいですね。先ほども言いましたように、水田や畑地を借りるということは個人では難しいので是非県や市がもっと仲介や斡旋をしてほしいですね。
とにかく今、私にとっては大規模経営で常に安定した収穫量と美味しい米を作ることが最大のテーマです。

森田光一 森田さんのお話を聞かせていただき、農業の魅力をさらに実感しました。農業の魅力を若い世代に伝えていくことも森田さんの大きな仕事ですね。私も、森田さんのような農業青年がいきいきと農業に従事し、しっかり稼げる仕組みづくりを共に考え、支援していきます。

森田義政 私は、比企地域の若い農業者で組織する「ウイルクラブ」という団体の一員です。みんなが集まると話題は全部農業のことです。みんなとても熱心に農業と向き合い、勉強し、研究しています。本当に素晴らしい仲間です。これからもみんなで協力して、農業が魅力ある仕事だということを伝え、農業がもっと注目されるよう頑張りたいと思います。
最後にお話ししたと思いますが、農業というと大変で辛く、なんだか報われない仕事というイメージがあります。確かに農繁期には朝から晩まで働かなくてはなりませんが、その時期が過ぎると自由な時間がいっぱいあります。そんな私は、冬はスキー、夏はサーフィンに度々行っています。農業ってとても楽しいですよ。

森田光一 なるほど。森田さんは農業しながら充実した人生を送っていますね。何かうらやましいですよ。今日はありがとうございました。


対談の後、近くにある森田さんの麦畑を見学しました。そこは、故郷の原風景とも言える美しい場所でした。一面の麦畑を見ながら、森田さんのような若者に出会えた感動と、明日の農業への期待を感じた対談でした。

追伸:森田義政さんは独身です。一緒に、農業してくれる元気なお嫁さん!どこかにいませんか・・・
    ご連絡は森田光一事務所までお願いします。

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