丹沢
以前、車椅子友の会の皆さんとスリーデーマーチに参加したことがあります。その時驚いたことは、一般の参加者の中にとても迷惑そうに車椅子をかき分けるように歩いていく方がいたことです。この体験から車椅子の人たちがゆっくりと歩けるようにとウォークの専門家である市教育委員会の奥野清歩さんがコースを作ってくださいました。これがゆっくりウォークの始まりです。
荒巻
ホスピスの活動も同様で、身近に多くの末期がんで苦しんで亡くなる方がいるのに、なぜ地域社会はそれをサポートすることをしないのだろうと、そんな当たり前のことがなぜ出来ないんだろうということが活動のきっかけです。
森田
なるほど、地域社会というと、やはり行政が果たす役割も大いにあると思いますが、皆さんから見た現在の行政はどのように見えるのでしょうか。
丹沢
最近は市民との会話や参加を積極的に取り入れていただけるようになりましたが、少し感覚のズレはあるように思います。例えば先程お話ししたゆっくりウォークですが、当初は行政の応援は一切ありませんでした。自分たちで工夫してコースを作り「ゆっくりウォーク」という名前をつけました。私たちは東松山市が掲げている「ノーマライゼーション」の理念からすると、応援していただけると考えていたのですが、実際にはかなりの時間がかかったように思います。
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