■若者4人組

今回の対談は若者の話を聞きたいと思い、松山中学を今年3月卒業した高校1年生の若者4人に、将来のことや東松山市についてのお話を聞きました。

森田 それぞれ通っている高校は違うようですが、皆さんは中学卒業後も良く会っているのですか。

O君
 高校にも友達はいますが、家が近いし、何よりも気の合う仲間なので、気軽にほとんど毎週会っています。

森田
 会ってどんなことをしているのですか。

H君
 サッカーをやったり、たまに映画を観に行ったり、何ということなく話をしたりしています。

森田 やはり地元の友達というのは違うのかな、私の二男も良く中学の同級生とどこかに行っていますね。それぞれ社会で置かれている立場は違いますが、そういうことを抜きにして付き合いが出来る仲間がいるということは素晴らしいと思います。
 さて、皆さんは東松山市で生まれ育ったわけですが、こんなふうになったらもっと良いまちになる、こんな所は改善して欲しいというようなことはありますか。


H君 例えば皆でスポーツをやりたいと思ってもやる場所がありません。

I君
 サッカーをやろうと思ってもグランドを借りるのに予約が必要で、お金がかかったり、もっと気軽に使える場所があればいいなと、いつも話しています。

M君 映画館も欲しいと思います。仕方がないから若葉の映画館まで電車で行きます。
森田 グランドに関しては、言われてみればほとんどが市の管理で予約が必要ですね。昔は友達が集まれば草野球をやるなんて当たり前だったのに今は出来ない。気軽に遊べる広場というのが意外に少ないですね。なるほど、参考になる意見ですね。
  映画館もあったのですが今は営業してないですね。今年、東松山市は東松山駅東口の整備に取りかかりました。その中には銭湯、スポーツクラブ、ボーリング場などの計画があるようです。みんなで集まって楽しめる場所になればいいですね。

M君
 僕は今、工業高校に通っているのですが、学校が荒れていて勉強が出来ないことがあります。僕はロボコン(ロボットを制作して行う競技)に興味があり、技術を勉強したくて工業高校を選びましたが、今の状況にはがっかりしています。

森田 一部の生徒の非行で勉強したいのに出来ないということは問題ですね。これはIくんの学校だけではなく、他の県立高校でも問題になっているケースがあります。学校が毅然とした態度を示すことが必要ですね。
 ところで、皆さんは将来やりたいことや目標などはありますか。

I君 僕はまだ具体的な将来の目標というものはありませんが、勉強はどちらかというと理系に進みたいと思っています。

O君 僕もI君と一緒で具体的な目標がなくて、結構悩んでいます。やはり理系に進みたいと思っていますが、森田さんはどのように自分の将来を決めましたか。

森田
 高校1年生では、まだ具体的な目標を持つことは難しいかもしれませんね。私は学校の先生になるという目標で大学に行きましたが、大学3年生になった頃から、自分で何か事業をしたいと思うようになりました。私の父が測量・登記などの仕事だったので、在学中に関係の資格を取りました。卒業後2年間測量会社に勤め、その後、会社を設立し代表者として40才頃まで頑張りました。その後、まちづくりや社会奉仕活動などにも参加するようになり、もっとまちづくりに取り組みたくて、現在は県議として政治家をやっています。

H君
 僕は職業とは別に、自転車が好きなので自転車で旅をするとか、そんな趣味をずっと持ちたいと思っています。

森田
 私の友人にも自転車が趣味の人がいます。特別なすごく格好のよい自転車で流線型のヘルメットをかぶってツーリングに行くそうです。
 自転車といえば、私が初めて自転車を買ってもらった時、当時は熊谷市に住んでいたのですが、うれしくて、休日には熊谷市から母の実家のある東松山市まで時間が経つのも忘れて遠乗りをしていました。そんな思い出があります。
 皆さんに勧めたいことがあります。それは本を読むことです。高校生の感受性で是非読んでもらいたい本もあります。人の生き方や物の考えかた、先人達の想いをしっかり感じ取ってもらいたいですね。最近は日本人の活字離れが進み、特に若者の読書量が少なくなっているようで、日本の将来が少し不安です。

O君
 僕もよく父や兄から同じことを言われます。少しずつ本を読むようにしたいと思います。

I君
 今日は県議の先生とお話をするということですごく緊張して来ました。みんなで絶対にバカなことは言わないようにと、話をしてきました。それで益々緊張してしまいました。うまく話が出来なくてすみませんでした。

森田
 いや、とても楽しくお話を聞かせていただきましたよ。若い皆さんと話をする機会などめったにありませんから、本当に良かったと思います。特にM君の高校の話は気になりました。改善できるよう取り組みたいと思います。
 機会があったらもう一度お話しを聞かせていただきたいと思います。今後の皆さんの成長ぶりがとても楽しみです。しっかり勉強して、体も鍛えて、心の優しい人になって下さい。
 
森田光一から
中学からの仲良し4人組とのお話しはとても楽しく、純粋な心に感動しました。最初は緊張していたようですが、昼食を一緒に食べながらの会話はすっかりうち解けて、個人的な話も出ました。きっとこの4人組は、将来もずっと付き合える友達だと思いました。そんな若い人達が希望を持てるまちづくりを目指して頑張っていこうと思いました。

仲良し4人組より
 県議さんとの話と聞いてものすごく緊張していました。森田さんの自転車を買ってもらったときの話はとても楽しく、年齢は違っても僕たちと同じような時間を過ごしてきたんだなと思いました。本当は音楽やギターの話など、もっと聞きたかったのですが、うまく話が出来ませんでした。これからは本も沢山読んでみたいと思います。今度お会いするときは、もう少し自分の将来について具体的にお話しできるようになれたらと思っています。
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