<HOME

平成18年度「仕事編成」について

(知恵と汗によるマンパワー事業の創設)

1 「仕事編成」とは 
これまで行政は、「資金の流れ」である予算を中心に、仕事の設計図を描いてきました。しかし、政策課題解決の手段は予算だけではありません。県は、資金以外の様々な資源(職員の知識・経験、信用力、情報など)を有しています。それらをいかに活用し、また、NPOや民間企業などといかに連携して成果を上げるか、といった「知恵の出し方」「汗のかき方」が重要になっています。
 そこで、平成18年度の予算編成に当たっては、これら予算以外の「知恵と汗」についても一体として考える「仕事編成」の考え方を導入しました。

2「知恵と汗によるマンパワー事業」の創設

「仕事編成」の考え方に基づき、事業予算はゼロでも、職員が知恵や汗を出し、つなぎ役となって成果を出す取組を「知恵と汗によるマンパワー事業」として位置づけました。
「知恵と汗によるマンパワー事業」と予算事業を組み合わせることにより、効果的な仕事の設計図を描き、具体的な目標達成を目指します。


3 平成18年度政策課題の設定と仕事編成


(1)緊急取組課題(3課題)

 全庁的に徹底して取り組むことで、この1〜2年以内に成果を出すべき緊急的な課題として設定しました。人員や予算を重点的に配分して、集中的に取り組みます。
(2)重要課題(10課題)
 緊急取組課題と同様、「仕事編成」の考え方により具体的な目標達成を目指す課題として各部局が自ら設定しました。
(3)その他の課題
  (「知恵と汗によるマンパワー事業」のみ 93事業)
 予算によらず、「知恵と汗によるマンパワー事業」のみで解決を図る課題として各部局が自ら設定しました。
 参考:仕事編成と政策課題

(1)地域における防犯の推進
 目  標:犯罪発生件数(人口千人当たり)
         22.3件(17年)→ 20.5件(21年)
 主な取組:防犯パトロールの拡大・支援、子どもの安全確保、
        民間との連携、防犯のまちづくり推進
(2) 圏央道開通を活かした産業集積の推進
 目  標:豊かな田園空間と調和する産業集積
       民間主導による産業集積の促進
       市町との共同による産業集積の促進
 主な取組:基本方針等の策定・公表(18年9月頃)、企業誘致活動
(3) 青少年の体験活動徹底
 目  標:公立高校進路決定者率90%以上(18年度末)
       公立高校中退率2.0%以下(20年度)
 主な取組:体験活動の受入先の開拓、
       体験活動の推進による生きる力・社会力の育成

5 重要課題

(1) 外国籍県民への支援(総合政策部)

 目  標:外国籍県民の地域社会における孤立化の防止
       災害時における外国人の安全確保
         →災害時通訳・翻訳ボランティア150人(18年度末)
 主な取組:NGOとの協働、外国人向けのヘルプデスクの整備
(2) 地域の危機管理・防災力の強化(危機管理防災部)
 目  標:県民の防災活動への参加促進
       行政の危機管理・防災対応力の向上
       自主防災組織の組織率80%(19年度末)
 主な取組:地域の危機管理・防災力の担い手育成、
       地域防災協力企業の育成、いつでもどこでも炊出隊
(3) 綾瀬川水質ワースト1からの脱却(環境部・県土整備部)
 目  標:河川水質ランクワースト1から脱却(19年)
 主な取組:県民運動の推進、
       産学官共同開発による河川直接浄化施設の設置
(4) 高齢者虐待防止・対応の推進(福祉部)
 目  標:全市町村に虐待対応専門員を配置(19年度)
       全市町村が高齢者虐待対応ネットワークを整備・運営
 主な取組:県独自の高齢者虐待対応専門員制度導入(全国初)、
       シルバーサポーターの養成 など
(5) 貴重な医療資源。みんなで大切に使おう!
    (「健康・元気」で県民医療費を適正化) (保健医療部)
 目  標:1人当たり県民医療費全国最少を堅持
 主な取組:健康的な生活習慣づくり支援、
       上手な医療の受け方についての情報提供
(6) 集落営農の推進 (農林部)
 目  標:60地区を育成(18年度末)
 主な取組:関係機関と連携した「集落ぐるみの農業育て隊」(仮称)
(7) 住民満足度の高い公共工事の実現(県土整備部)
 目  標:県の全発注課所で総合評価落札方式を実施
       総合評価落札方式を実施する市町村を支援(18年度)
 主な取組:優良な公共施設を将来に残す大作戦
(8)耐震改修・安心リフォーム環境整備の推進(都市整備部)
 目  標:全国初のリフォーム工事検査制度の構築
      「無料耐震診断」出前診断を1,000戸実施
      「耐震改修・安心リフォーム相談会」
        自主防災組織と共催で100回開催 (18年度)
 主な取組:応援します!あなたの家の「耐震改修」&「安心リフォーム」
(9)学校・家庭・地域が一体となった子どもの育成(教育局)
 目  標:県内全ての小学校に「学校応援団」を編成(23年度末)
 主な取組:小学校へのコミュニティスペース設置、
       ふれあい推進長による学校と地域住民との連携推進
(10)交通事故防止対策(警察本部・総務部・県土整備部)
 目  標:人口10万人当たり交通事故死傷者数を
       942人以下(13年以下)に抑止(18年)
 主な取組:ボランティアとの協働による交通安全活動の推進、
       高齢者への交通安全教育、身近な道路の安全・安心確保

6 「知恵と汗によるマンパワー事業」

 緊急取組課題、重要課題以外の課題についても、「知恵と汗によるマンパワー事業」により、予算によらずに成果を上げることを目指しています。
平成18年度「知恵と汗によるマンパワー事業」として位置づけた取組は、全部で140事業です。
 緊急取組課題関連     19事業
 重要課題関連        28事業
 その他の課題        93事業
    合 計         140事業

*資料提供 総合政策部改革政策局